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uncle momi's world “健康な住まい造りのために”

健康な住まい造りの会「樅の木の家」 山下工務店 山下幸一の日常
漢方薬「無名異」のチカラ
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先日お客様宅に訪問した時に撮らせていただいた一枚。

お客様は、これがどういう焼物かをご存じないとのこと・・・

多分の話ですが、この火鉢「無名異焼」と言う焼物だと思うのですが・・・

なぜ興味を抱いたかと申しますと、

私の叔父(故人)が、無名異焼の職人だったからです。

「無名異」とは、土でありながら、止血、やけど、胃腸病などの漢方薬です。

日本では現在、新潟県の佐渡ヶ島のみに出土する赤土です。

叔父や叔母から「この茶碗でご飯を食べていれば中気にならないんだよ」と言われていた

ことを良く覚えています(中気とは、脳卒中などで半身不随になること)。

それ以上のことは良く知らなかったので、今回良い機会と思い調べたら何と興味深い・・・

現実的な話として、完成品であっても漢方薬としての効果が期待できると言うのです!

もちろん写真の火鉢の様に釉薬などが掛かっていないものに限られますが・・・

実際に実験を行った方がいらっしゃったのでご紹介させていただきます。

無名異焼のビアカップとプラスチックのカップを用意。

同量の水を入れ、花を挿し経過を観察・・・

計量カップの方は、17日目で見るに堪えない状態に・・・

無名異焼のカップの方は、何と46日持ったと言うのです!

残った水の量、透明度ともに変化があったようです!

更にビールを注ぐとその差が歴然!

泡持ちが全く違います。と言うか泡の質が違うようです!

微粒子の泡が立ち続けると言います!

我が家にもあるので実際に実験してみたいと思います!!

焼物にこの様なチカラがあったなんて驚きです。

この無名異土は、佐渡市で管理されていて採掘現場も公開されていないようです。

そういえば、叔父もそのようなことを言っていたことを思い出しました。

焼物としての利用以外の持ち出しも禁止されているとのこと。

価格もかなり高額とのことなので、小さなお土産品ですら高いのもうなずけます。

上の写真の火鉢が無名異焼だとしたら土の量からしてもかなり高額なのでは・・・

小さなころからこの無名異焼を見てきましたが、全国的にもさほど有名でもなく

マイナーな焼物なのかなぁーなんて子供心にも思ったりしていました。

今回改めて調べてみて驚きました!

とても誇らしい気持ちです。その反面叔父に申し訳ない気持ちも・・・

無名異焼が大好きになりました!

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もみの木と無名異焼「窯変」

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