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uncle momi's world “健康な住まい造りのために”

健康な住まい造りの会「樅の木の家」 山下工務店 山下幸一の日常
「香害」???
職人さんの作業着の柔軟剤の匂いの話がありました・・・

今この問題が世間を賑わせていることをご存じでしょうか(-_-;)

「香り」と「公害」を掛けて「香害」。

誰がいつ言い出したのか、うまく言ったもんですね(^O^)

自分も含め、現場で働く人の衣類の匂いの問題は切実(◞‸◟)

部屋干しの匂いだったり、汗をかいた時の匂い戻りだったり・・・

周りの人や、お客様にも不快感を与えてしまいますし・・・

何か良い洗剤がないかドラックストアなどで自ら探したりします。

すると、柔軟剤も気になったりします。

確かにTVコマーシャルでも多くの商品が紹介されています・・・

自分は、確かにこの柔軟剤が苦手で、とある特定商品では腕がかゆくなる症状が出ました。

ただ、思い返せば正規の使用量を守っていなかったことにも気づきます・・・

洗剤や柔軟剤などついつい多めに使ってしまう癖があります。

多くの人が思い当たるのではないでしょうか???

メーカーさんももう少し分かりやすく適正量を示していただきたいものです。

柔軟剤の香り問題は、この使用量を抑えることである程度軽減するのではないかなぁ(^^)/~~~

汗臭いのとどっちが良いか???

自分は、どっちもダメ・・・

しいて言えば・・・

やっぱりダメ(-_-;)

あと、食器用洗剤の香り付が理解できません・・・

特に環境配慮商品には香り付きが多く、すすぎ後に食器に匂いが残ることがきになります。

しかし、この問題も使用量が大きく関係するようで、注意書を見ると「水1Lに対して、0.6ml」とあります・・・

一般の除菌洗剤でも「水1Lに対して、1~3ml」です。

皆さんこの量守っていますか???



匂い問題には、一般の理解を超えた事実があることを知りました。

CSの方々は、自分の身体を守るために備えられた体質として、特有の匂いに対し、一般人の10数倍の嗅覚を持つそうです。

となると、原液の使用量云々の問題でもなさそうです・・・





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「CS」と住まい
CSにならないように、または軽症な方を対象にした家造りと、既に重症である方の家造りは根本的に違うと認識すべき・・・

工事を請負う側の認識が大切です。

前者の場合ある程度の知識と、使用する適切な建材が揃えば、納得できるものが完成すると思われます。

後者の場合は、その症状によって何がダメで何が良いのかを見極める術が必須となります。

担当者1人の認識だけで工事を進めることも危険・・・

携わる全てのスタッフがCSを理解しなければなりません。

そして、耳にする全ての事柄を事実として受止められる「謙虚」さが大切・・・

自分の知識が邪魔するであろうことも十分考えられます。

リフォームの場合などは、思いもよらぬことが問題になるケースも・・・

仲間の建設会社で実際にあった話ですが、日中、お客様がお留守の現場で複数のスタッフが作業・・・

夕刻、戸締りをして引き上げたそうですが、お客様が帰宅後に怒りの電話が・・・

「家の中に入れない!」

何とスタッフの衣類の匂い(=柔軟剤)の残り香を指摘されたとか・・・

何とも信じがたい出来事ですが、受止めなければいけない事実なのです。

「根本的に違う認識・・・」とは、事例のようなことを含めた「建築とは直接関係ないであろう事柄」を意識しなければいけないということ・・・

お客様との信頼関係をより一層深めたカタチで進めなければならないでしょう・・・

信頼関係を築くうえで「CS」の方の認識も大切と考えます・・・

専門医と言われる方の意見を鵜呑みにするのではなく、建築する側の意見にも耳を傾けてみてください。

新しい発見があるかもしれません・・・

この問題には、答えがないように思われますが、前向きに取り組みます( `ー´)ノ






「CS」と住まい
とあるCS専門医の見解・・・

「新築、リフォームする場合には有害な化学物質を含まない(あるいはできるだけ少ない)建材を使うように業者に確認しましょう」

「建材の選択では塗料、接着剤、内装仕上材に特に注意しましょう」

「しかし、一般の建築士、工務店のこの問題に対する意識はまだかなり低いので、自分でもよく調べ、よく理解している業者を探すのが大切です」

文章にすれば、数行の文言ですが、これが実に難しい問題なんです(-_-;)

求める側の意見として上げられたもので、一見「当たり前でしょ!」的な内容・・・

何が難しいのか・・・

弊社が、本格的にモミを内装材として使い、室内空気環境の大切さを唱えて、10年が経過しています!(^^)!

この間、自分なりに更に見聞を広め、より良い「健康な住い造り」に取り組んで来ました・・・

「CS」問題についても、「よく理解した業者」のつもりでいたのですが先日こんなことが・・・

かなり深刻なCS患者さん Y 様が、弊社「樅の木の家」を訪ねてくださいましたm(_ _)m

話の詳細は、割愛させていただきますが、3時間ほどお話をお伺いさせていただきました。

当初「お仕事になるお話ではないので、すぐお暇させていただきます」とのことだったのですが

こちらからの質問が多くなり、長時間お引止めしてしまいましたm(_ _)m

かなり理解していたつもりの自分でさえ「えっ!」と思う事柄の連発・・・

Y 様曰く「自分より重症な方はたくさんいらっしゃる」とのことでした・・・

通常の理解を超えた事実が存在することを知りました(◞‸◟)

建築屋としての知識だけでは、対応しきれないことは明らか・・・

如何に対応していくかを考えます・・・





CSって何?
我々の様な、お客様をお相手にする職業では、欠かすことのできない「顧客満足」=「customer satisfaction」=「CS」・・・

いやいや、ここでの「CS」は、ちょっと違います。m(_ _)m


「CS」=「chemical sensitivity」=「化学物質過敏症」

認知度が、かなり高いこの言葉の略語でした。m(_ _)m

医療報酬も認められる立派な病気として、医療現場での認識も高まり「CS」と呼ばれています・・・

従来のアレルギー科の中で診断されますが、まだまだ「CS」の専門医が少ないのが現状・・・

この病気が認知される前は「なまけ病」、「思い込み病」として片付けられていた実状の中、患者の苦しみを理解することが非常に難しいからでしょう・・・

実際に症状を限定することが不可能で、多種多彩の症状に悩まされるようです(◞‸◟)

軽症であれば、倦怠感、風邪、更年期障害などとの見極めが難しく、見逃されるケースも多いとか・・・

「10人に1人いる!」と言われるのも理解できるような(-_-;)

では、どのように発症するのでしょうか???

「かなり大量の化学物質に接触した後、または微量な化学物質に持続的に接触した後に、同じ化学物質に再接触した場合に出てくる不愉快な症状」

以上が国際的な定義として発表されています。( `ー´)ノ



私が考える防御策は・・・「自分の身体に素直になること」

問題の化学物質には何らかの匂いが伴います・・・

嫌いと思う匂いに、無理に慣れないこと!

嫌い=自分の身体に有害

身体の信号を見逃さないことが大事( `ー´)ノ

ただ問題は、好きだった匂いで発症した例もあること・・・

匂いの強弱が問題になるのでしょうか(◞‸◟)

更に木材が放つ化学物質が問題視されているケースも(・・?

「住宅の内装に針葉樹の木材を使わないのが好ましい」

と、唱える専門医がいます(-_-;)

事実として、森林浴で不快な思いをするCSさんもいらっしゃるそうです・・・

だからと言って、針葉樹全般を悪者にして良い訳がない( `ー´)ノ

確かに弊社でも「ヒノキ」、「ヒバ」、「スギ」等芳香の強い木材の使用には注意が必要とお話ししています(-_-;)

「樅」が大丈夫とは言いませんが、全国的な使用例の中で特別な問題に発展したとの事実を知りません。

事前に材料に触れ、身体の判断を仰げば良いことです。




家のはなしに発展したので、次回は「CS」の方の家づくりについての考えをお話ししたいと思います(^_-)-☆





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